心之所至 学之所成

レッスン内容

 日本語と中国語の発音は、根本的に異なります。正しい中国語の発音を習得するためには、口の開き方や舌の位置を調整し、口腔の形を変える必要があります。また、日本語に比べて舌を上下だけでなく前後にも動かす必要があり、特に舌を後ろに引く動きには訓練が求められます。さらに、中国語では喉を開き、声道を広げ、響きのある声を出すことが重要です。そのため、中国語ネイティブのような発音を身につけるには、これらの発音トレーニングが不可欠です。

 本レッスンでは、発音トレーニングを徹底的に行うとともに、中国語ネイティブ講師と日本語ネイティブの中国語講師がそれぞれの専門性を活かし、効果的な指導を行います。さらに、2人の講師が同時にクラスを担当することで、双方の強みを最大限に活かしながら発音指導を行います。

 また、発音の可視化ツールとしてPraatソフトを活用し、発音の違いを視覚的に確認しながら学習を進めます。

 本レッスンを開講した理由は、「発音」という目に見えない要素をどのように可視化し、改善へと導くかを追求したことにあります。長年中国語を学んでいても、日本語なまりが抜けずに悩んでいる学習者は少なくありません。その課題を克服するためには、まず日本語と中国語の発音の違いを正しく理解し、徹底的な訓練を行うことが重要だと考えました。本講座を通じて、よりネイティブに近い発音を身につけ、自信を持って中国語を話せるようになりましょう。


講座開設の理由

 私自身、発音に関しては決して誇れるレベルではありませんでした。今でもよく覚えているのは、大学2年生のスピーキングクラスでの出来事です。先生が「発音チェックをしてほしい人は、録音して提出してください」と言ったので、張り切って録音を提出しました。ところが、クラス全員の前で“你的问题很多!”(あなたの問題はたくさんあります!)と言われてしまったのです。

 その経験から、私は発音に対して消極的になってしまいました。

しかし数年後、大学院で“普通话大赛”(標準中国語スピーチコンテスト)に出場する機会に恵まれました。その時、楊先生と一緒に取り組んだのが、この「究極発音法」した。口の開き方、舌の位置、そして中国語のリズム感を鍛えるための練習法を繰り返した結果、なんとコンテストで1位を勝ち取ることができたのです。

 私は決して幼いころから中国語に触れていたわけではなく、音楽家のように音に敏感なわけでもありません。ごく普通の日本人でも、理論を理解し、適切な方法を繰り返せば、確実に発音を向上させることができる—— そのことを自らの経験を通して実感しました。

 この経験をもとに、「発音が苦手」「自信が持てない」と悩んでいる人たちに向けて、理論に基づいた実践的な発音トレーニングを提供したいと思い、この講座を開講しました。


発音矯正講座